2020年4月20日(月)コロナウイルスの影響:株価は上がる?下がる?

コロナウイルスの影響:株価は上がる?下がる? 中長期投資:投資銘柄研究

2020年4月20日(月)11時30分が過ぎました。

3月以降、ここ数週間、月曜日は株価が上がり、金曜日に株価が少し下がる、という傾向が続いているように思います。

その傾向の通り、私が保有・監視している銘柄は全体的に株価が上がりました。

2020年4月20日株式ランキング

ヤフーファイナンスの株式ランキングを見ても、値上がり率がプラスになった会社の方が多いようです。

●株式市場ではコロナウイルスの影響は終わった?

2020年4月20日月曜日マーケット指数一覧

多少の調整はあるにしても、コロナショックで急落していた株価は、その後急上昇し、1000円前後の大きな上げ下げを繰り返しながらも、ここ1、2週間くらいは大きな変動もなく落ち着いている感じがします。

むしろ、上昇基調にあるといえるかもしれません。

街中では飲食店がどんどん休業、閉店に追い込まれ、テレワークが推進されてはいますが、全ての仕事でテレワークの導入ができるわけもなく、従来の【人と人との繋がりからの営業活動】ができなくなったことで、新規営業、新しい仕事、の獲得に苦戦し始めている会社も増えています。

私は、実体経済としては、5月、6月頃に大きな落ち込みが来るのでは?と想定しています。

3月決算の発表では業績が良かった会社もありますが、3月決算の段階ではコロナウイルスの影響はそれほど出ていなかったため、次の四半期決算、中間報告などで大きく業績が落ちる会社が増えるのでは?と思います。

もう一度、大きな株価の下落があるのでは?と想定しています。

実体経済と株式市場の動きが一致していない

私は専門家ではないので、正確ではありませんが、株価と実体経済って連動していない、というのは分かります。

日本の人口が1億数千万人。全世界を含めると数十億人。

毎日の生活であったり、仕事であったり、地球上で暮らす全員が実体経済と何らかの関りがあります。

しかし、株式市場に関しては、その中の何割くらいの人が関りがあるのでしょうか?

全員は株式投資をしていないと思いますし、株式投資をしている人の割合は少ないのではないでしょうか?

しかも、株式投資を行える人は、どちらかというとお金に余裕がある人。

逆に、株式投資を行えない・行わない人は投資に回すほどお金に余裕がない人。

という可能性も考えられます。(絶対ではないですが・・・。)

また、別の見方では、経営者側と労働者側、という二軸としても考えられるかもしれません。

飲食店の休業やテレワークの導入による業務の効率化で影響を受けるのは労働者側。

給料が減ったり、仕事を失う方も多いかもしれません。

しかし、不採算店舗を閉鎖したり、業務を効率化し、人件費を抑えられることは経営面としてはプラスに働くことが多く、株価は逆に上がることがあります。

単純に、この点だけ見ても、実体経済としては、【悪化】を感じる人が多いのに対し、その会社の経営者、株式を保有している、ごく一部の人にとっては利益率の改善、株価の上昇という恩恵を得ることに繋がる。

短期的にはコストは増えるので、長期的に・・・ですが・・・。

さらに、逆に言えば、株式投資をしていない人からしたら、株価が上がろうが下がろうが、全く何の影響がありません。

現物取引だけしている人にとっても、株価が上がろうが下がろうが、売却しない限り、利益も損失も確定しないので、何も影響はない。

株式投資は、ごく一部の人達のマネーゲーム的な要素が強いため、実体経済との乖離、そこを理解して投資をしないと、自分が感じている実体経済の状況とは違う値動きに翻弄されてしまうことがあると思っています。

株価は上がるのか?下がるのか?

実体経済は確実に悪化していきますので、実体経済と同じ動きをするのであれば、株価も必ずもう一度大きく下がるはずだと思っています。

テレワーク銘柄など特定の株価がかなり上がってますが、テレワークに対しての一時的な投資が一巡した後、数か月後くらいには、その加熱状態も落ち着くのでは?と思います。

株式市場では、コロナウイルスの終息をある程度見込んで株価が上昇している部分があると思いますので、長期化すればするほど、株価は下がる・・・。

ただ、早期にコロナウイルスの終息が見えた場合には、今よりも株価が上がる可能性もあると思っています。

専門家ではなく普通のおじさんが勝手に予想しているだけなので、根拠のない考えですが、世の中のアナリストと呼ばれる方達も、皆、自分の考えを発表して当たったら「私が思った通りでした!」と胸を張り、逆に外れたら何事もなかったかのようにテキトーに誤魔化す・・・くらいなので(笑)

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